みなさんは、大阪・関西万博でどのパビリオンに入って、どのようなことを学びましたか?
今回は、理系大学生(工学部)の視点から、三菱大阪・関西万博総合委員会が出展する『三菱未来館』を訪れ、体験展示や運営設計に注目して学んだ内容を紹介します。
この記事は、体験の感想は簡潔に触れつつ、「どのような技術が使われているのか」「その展示にどんな意義があるのか」に焦点を当てています。
- 三菱未来館のテーマ・コンセプト・ストーリーの概要
- 没入型シアターで使われている技術の仕組み
- 建築・設計に込められた意味と構造的工夫
- 理系大学生視点で見る展示の学術的・技術的ポイント
三菱未来館の概要と体験した感想
特筆すべきは回転率の高さ。民間パビリオンの多くが予約制の中、「三菱未来館」はタイミングを合わせれば誰でも入場できる設計で、多くの来場者が体験できるよう工夫されています。
「三菱未来館」は大阪・関西万博の東ゲートゾーンに位置し、三菱大阪・関西万博総合委員会が共同で出展しています。
テーマは「深海から宇宙へ、いのちをめぐる壮大な旅」。
建築コンセプトは「生命・地球・人間のつながり」。外観は近未来的なデザインで、見る人の想像を刺激します。
内部では、案内役のオリジナルキャラクターナナとビビに導かれ、潜水艇兼宇宙船「JOURNEY TO LIFE号」に乗って深海から宇宙へと旅をします。
幅11m・高さ9mの超大型曲面LEDスクリーンによる、臨場感あふれる没入体験ができるのが特徴です。
特筆すべきは回転率の高さ。民間パビリオンの多くが予約制の中、「三菱未来館」はタイミングを合わせれば誰でも入場できる設計で、多くの来場者が体験できるよう工夫されています。
体験の内容は賛否両論ありますが、回転率の高いパビリオンがあっても良いのではないでしょうか?
三菱未来館のテーマとコンセプト
三菱未来館は、三菱グループが掲げる“いのち”という普遍的なテーマをもとに、科学・映像・アート・建築を融合させた体験型のパビリオンです。
テーマ「いのちの始まり、いのちの未来」には、太古の深海から宇宙の果てまで、いのちの軌跡を旅するという物語構想があり、約7,500万kmにおよぶスケール感が設計思想に込められています。
コンセプト「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」は、来場者が“いのち”や“地球”の尊さを改めて感じ、持続可能な未来を考えるきっかけとなるよう設計されています。
映像演出は、最新の学術知見・科学技術・エンターテインメントが融合しており、フィクションの驚きだけでなく、科学的根拠に基づく“教育的エンタメ”として構成されています。
- テーマ:いのちの始まり、いのちの未来
- サブテーマ:未知なる深海から遥かなる宇宙へ、いのちを巡る壮大な旅
- コンセプト:いのち輝く地球を未来に繋ぐ
三菱未来館は、三菱大阪・関西万博総合委員会が掲げる“いのち”をテーマに、体験型の没入映像シアターと空間演出によって、来場者を「深海から宇宙へ」という空間を超えた旅へと誘うパビリオンです。
テーマである「いのちの始まり、いのちの未来」には、太古の海底から陸上へ、さらには宇宙・火星へと広がる“いのちの旅路”を体験するという構想が込められており、旅の距離として約7,500万 kmのスケールが提示されています。
コンセプト「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」は、来場者が“いのち”や“地球”の尊さを改めて感じ、持続可能な未来を考えるきっかけとなるよう設計されています。
映像演出は、最新の学術知見・科学技術・エンターテインメントが融合しており、フィクションの驚きだけでなく、科学的根拠に基づく“教育的エンタメ”として構成されています。
大学生が解説:注目すべき技術ポイント
建築
三菱未来館は建築設計においての基本コンセプである「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」を表現するために「生命(=楕円)・地球(=ひし形)・人間(=長方形)」というつの幾何学形状を重ね合わせ、「支えあい、繋がる」構造を表現しています。
また、地下1階・地上2階構造を採用することで、旅の始まりを“深海”に、終着点を“宇宙”に見立てた空間的演出がなされています。
半年間の会期後に解体される万博パビリオンの特性を踏まえ、再利用可能な足場材をデザインの一部として活用し、環境負荷を最小限に抑えた建築設計を実現しています。
- 建築学(構造設計・環境デザイン)
- 情報工学
- 環境工学(持続可能建築・リユース設計)
まとめ
三菱未来館は、「いのち」という普遍的テーマを科学的・技術的に表現した教育的パビリオンです。最新の映像技術と建築設計が融合し、感動だけでなく学びを提供する点が大きな特徴です。
理系目線で見ても、構造設計・環境配慮など、工学的に学べる要素が多く、「未来の技術と社会のつながり」を考えるきっかけとなる展示でした。


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