2025年に開催される大阪・関西万博のコンセプトは未来社会の実験場(People’s Living Lab)。
前回の記事では、実際に会場を訪れて体験した「キャッシュレス決済」「顔認証システム」などを紹介しました。
今回は、僕自身がまだ体験していないけれど注目している“未来社会の実験”を紹介します。
大学生として「これからの社会がどう変わるのか」を考えるきっかけになるはずです。
- 会場で実際に体験した新しい技術や社会の仕組みの例が知れる
- 体験していないけど知ることは大事
実際に感じた「実験場のような仕組み」
水素燃料電池船 ― 水上の“クリーンエネルギー実験”
大阪・関西万博では、ユニバーサルシティーポートから夢洲を結ぶ、水素燃料電池船が運航していました。
これは、船の動力源をガソリンや軽油などの化石燃料から、水素と酸素の化学反応で発電する「燃料電池」と「プラグイン電力」のハイブリット動力で運航します。
- 航行時のCO₂排出ゼロ
- 静音・振動の少ない快適な移動
- 燃料のにおいがしない
実際の運航を見ていませんが、「エネルギーを“使う”だけでなく、“循環させる”社会」が少しずつ現実になっていると感じます。
- エネルギー変換工学
- 化学工学
- 環境工学
- パワーエレクトロニクス
エスカレーター片側空け文化をなくすシステム
大阪・関西万博では、夢洲駅にエスカレーター片側空け抑止するためのシステムが導入されています。
「片側空け文化を抑止する」とはつまり、「エスカレーターの歩行文化」をなくすことに等しいです。
- 転倒事故の防止(高齢者・子どもの安全確保)
- 輸送効率の最適化(流れを均一に保つ)
- 機械負荷の軽減(故障リスクの低減)
夢洲駅のエスカレーターは輸送の一部ですが、そこにも社会全体の意識変化を起こさせるシステムがあるのです。
このように、“人の行動を設計・制御する”は、機械・情報工学や人間工学でも重要なテーマです。
- 人間工学
- デザイン工学
- 安全工学
- 情報工学
空飛ぶクルマ ― 移動の未来を変える実験
大阪・関西万博の目玉である空飛ぶクルマのデモ飛行です。
- 空飛ぶクルマがもたらす未来
- 都市間移動の時間短縮
- 災害・医療支援での活用
- 空の交通ルール・安全基準の確立
“クルマが空を飛ぶ”というとSFのようですが、技術的にはすでに実用段階に近づいています。
大学生の立場から見ると、これは工学・都市計画・安全設計など、さまざまな分野の総合的な実験とも言えます。
- 機械工学
- 制御工学
- 都市工学・交通計画
まとめ
今回紹介した「水素燃料電池船」「エスカレーター文化を変える仕組み」「空飛ぶクルマ」は、どれも“未来社会の実験場”を象徴する技術です。
実際に体験できていなくても、こうした取り組みを知ることで、「自分が関わる未来」を想像することができます。
大学生活の中で、学問や研究を通して、こうした社会実験の一部に関われるチャンスは多くあります。
未来社会の実験場は、万博の中だけでなく、僕たち一人ひとりの学びや日常の中にもあるのかもしれません。


コメント